日本吹奏楽界を代表する作曲家、保科洋の至高の吹奏楽曲

全日本吹奏楽コンクール課題曲となった『風紋』をはじめ、『交響的断章』『カタストロフィー』『カプリス』『カンティレーナ』『愁映』といった数多くの名曲を世に送り出し続ける、日本吹奏楽界を代表する作曲家・保科洋。その作品群の中から選りすぐりの作品や、復刻を待ち望まれた有名曲など、至高の吹奏楽譜をシリーズ化したのが、“保科洋ミュージック・ライブラリー”です。
第1弾は『カタストロフィー』と『パストラーレ(牧歌)<2018改訂版>』。巨匠が紡ぐオーケストレーション、色彩、世界と向き合ったとき、バンドの魅力はその音楽とともに輝き出すでしょう。
定期演奏会のメインプログラムやコンクール自由曲として、多くのバンドに演奏していただくため、ラインナップを拡充してまいります。

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カタストロフィー

商品番号
HHL-0001
作曲
保科 洋
グレード
4~5
演奏時間
11分00秒
発売日
2018年8月3日
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パストラーレ(牧歌)<2018年改訂版>

商品番号
HHL-002
作曲
保科 洋
グレード
3~4
演奏時間
7分00秒
発売日
2018年8月3日
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保科 洋 Hiroshi Hoshina

写真

1960年、東京藝術大学作曲科卒、卒業作品にてその年の第29回日本音楽コンクール作曲部門(管弦楽)で第1位を受賞する。以後、本格的に作曲活動を始めるかたわら、東京音楽大学、愛知県立芸術大学、兵庫教育大学で教鞭をとり、2001年3月に兵庫教育大学を定年退職する。
作品は管弦楽曲、オペラ、吹奏楽曲、室内楽曲、合唱曲、ミュージカルなど幅広いが、特に吹奏楽曲では日本を代表する作曲家の一人として知られ、作品のいくつかはアメリカでも課題曲に登録されるなど世界各国で演奏されている。2008年11月にイタリアで開催された国際ホルンコンクールにおいて本選の必須課題曲に『巫女の舞』(ホルン協奏曲)が選ばれ、世界各国のホルン奏者によって熱演された。
指揮活動も、フィルハーモニックウインズ浜松やシエナ・ウインド・オーケストラをはじめ幅広く行っているが、特にアマチュアを対象とした指導法はそのユニークな演奏解釈理論とともに定評があり、岡山大学交響楽団の常任指揮を50年以上もの長きに亘って続け、日本有数の大学オーケストラに育て上げるかたわら、客演指揮者としても全国各地のオーケストラや吹奏楽団体で活躍している。2017年からは、保科洋指揮法クリニックを兵庫県加東市で主催し、全国のスクールバンドや市民音楽団体指揮者にアマチュア演奏団体を指揮するための指揮法の指導を行っている。このような長年にわたる教育・指導活動が評価されて、平成27年度秋の叙勲において瑞宝中綬章が授与された。また、平成28年度春には兵庫県文化功労賞を授与された。
兵庫教育大学名誉教授、浜松市アクトシティ音楽院吹奏楽部門音楽監督、フィルハーモニックウインズ浜松音楽監督。

主な作曲作品:オペラ「はだしのゲン」、「オーケストラのための変奏曲」、「交響曲第2番(吹奏楽のための)」、「インテルメッツォ」、「古祀」、「祝典舞曲」、「響宴I・II」、「愁映」、「パストラーレ」、「風紋」、「懐想譜」、「復興」、「メモアール」、ユーフォニアムとピアノのための「ファンタジー」、ファゴットと吹奏楽のための「薄明かりの歌」、オーボエとピアノのための「祈りそして戯れ」、ホルンとオーケストラのための「巫女の舞」、他
主な編曲作品:チャイコフスキー/バレエ音楽「白鳥の湖」全曲(吹奏楽)、ファリャ/バレエ音楽「三角帽子」(吹奏楽)、ムソルグスキー/「展覧会の絵」全曲(吹奏楽)、スメタナ/組曲「我が祖国」より「モルダウ」(吹奏楽)、ドビュッシー/「夢」(管弦楽)、シューベルト/「魔王」(テナーと管弦楽)、シューベルト/「ます」(テナーと管弦楽)、「ファンタジア・四季」(唱歌メドレー)、他